工法Construction Method

循環式ブラスト工法

建設技術審査証明第2201号

循環式ブラスト工法®︎とは?

循環式ブラスト工法®︎は、鋼橋等の旧塗膜の除去および素地調整において、ブラストによって剥離させた塗膜くずと使用した研削材を共に回収し、両者を選別したうえで研削材を循環再利用するブラスト工法である。

研削材を循環再利用することで、その量に相当する産業廃棄物の発生を抑制し、環境負荷の低減を図ることができる。

  • ・発生する産業廃棄物量が塗料カスのみとなる
  • 研削材が粉砕する事が、極めて少ない為、研削材そのものから発生する粉塵が、非常に少ない
  • ・施工環境内に発生する粉塵量が、従来工法と比較し大幅に削減出来る
  • 循環式ブラスト
 システム1(設置状況)

    循環式ブラスト
    
システム1(設置状況)

  • 循環式ブラスト
 システム2(設置状況)

    循環式ブラスト
    
システム2(設置状況)

  • 循環式ブラスト 
システム1(車載式)

    循環式ブラスト
    
システム1(車載式)

  • 都市型低騒音ユニット

    都市型低騒音ユニット

  • ブラスト打設状況

    ブラスト打設状況

  • ブラスト研削材回収状況

    ブラスト研削材回収状況

  • ブラスト検査1

    ブラスト検査1

  • ブラスト検査2

    ブラスト検査2

循環式ブラスト工法 施工風景

循環式ブラスト工法®︎・システム図

システム図

鉛含有塗膜の除去は、どんな場合でも湿式でなければいけないと思っていませんか?ブラスト工法であれば、湿式を併用せず乾式での鉛塗膜除去が可能です。 それには理由があります。

  • 1)ブラスト工法は特定粉じん作業として、粉じん障害防止規則で安全性の極めて高い「送気マスク」の着用が義務づけられています。
  • 2)鋼材面を完全に露出させる工法であり、施工後は極めて発錆しやすい状態のため、湿潤化には適しません。

上記により、鉛中毒予防規則第40条の解釈例規により、「著しく困難な場合」として湿式から除外されているのです。従って安全装備を徹底する事で、ブラストによる乾式鉛塗膜は可能とされているのです。

更に、従来ブラスト工法に比べ施工時の粉じん発生が極めて少ない「循環式ブラスト工法」を使用する事で、作業環境は大幅に改善されます。

  • 従来ブラストの施工状況
    
(粉じん発生:多)

  • 循環式ブラストの施工状況

    (粉じん発生:少)

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