既存建物のタイル仕上げの美観維持を追求した、外壁タイル剥落防止工法「エバーガード」

 構成と剥落防止メカニズム

既存タイルの美観を維持する3つの特徴

変色しにくい特殊繊維入りアクリル樹脂を採用

試験前

試験前

試験後

試験後

促進耐候性試験による変色度確認。試験前と比べ若干変色しているもののタイルの意匠はほとんど崩されていません。

耐候性がよく変色しにくいアクリル樹脂に、特殊繊維を混入することで樹脂強度を高めた繊 維強化透明アクリル樹脂「エバーガードF」を主材として採用。
タイル面を被覆しながらも長期間タイルの美観を維持します。
※ただし、有機系材料であるため少ないながらも変色は生じます。

質感を生み出す3種類のトップコートをラインナップ

被覆効果の高い有機系材料を使用するために問題となるのが表面の光沢感。エバーガード工法では、艶度合いの異なる3種類のトップコートを用意することで現状タイルに近い質感を生み出すことが可能です。

汚染しにくい親水性トップコートを採用

※艶有りトップは対象外となります。

長期にわたって美観を維持するためには、施工後の汚染にも配慮が必要です。
エバーガード工法のトップコート「EGトップ」は、自己洗浄効果のある親水型トップコート。
表面に付着した塵や埃を降雨時の雨によって洗い流すため、美観を損ねる雨ダレ跡が残りにくく美観を維持します。
また、主成分がアクリルシリコン樹脂であるため、耐候性にも優れています。